なんか間違ってる気がするサイゾーの「オトコノコ倶楽部」評

可愛くなければ女装じゃない!? 新感覚な女装文化専門誌が創刊 - 日刊サイゾー
こういうのにいちいちツッコミ入れたくなっちゃう性分が嫌になるけど、まあたまには。

ジワジワ〜と来ていた女装ブームがついにピークへ!!

ピークにきたら後は下るだけ?まだもうちょい地味に上がりつつ、微妙にキープしながら徐々に下火になっていくんじゃないかとは思うけど。ヤンガンの「フダンシズム」が思ったよりも低調なことや、女性向けでコレ!といった作品が出てきてないのが、二次元女装カルチャー的には厳しいところだと認識してる。ただ、エロゲ方面にはあまり詳しくないので、そっちでまだまだ元気なのかもしれないけれど。テレビアニメ「まりあ†ほりっく」のDVD売り上げも、ブームの後押しがあるようには見えないし。
ただ、三次元は元気なのかもね。
SPANKY GIRLS : きれいなニューハーフは、好きですか?SPANKY GIRLSデビュー / BARKS ニュース
こういう企画や、矢島美容室みたいな企画が平然と出てくるわけだし。

マンガでは志村貴子の『放浪息子』(エンターブレイン

しかし、こういう記事で放浪息子の名を出すのは、やや違和感を覚える。放浪息子って、第二次性徴とシュウ君、高槻君の悩みをセンシティブに描いている漫画で、

そこで、エロの要素とサブカル的な要素をどちらも加えて、読み物としても面白い濃密な誌面にしてみました

という空気感とは、扱ってるものが同じ「女装」でも、似て非なるものなんじゃないかと思ってしまう。それに「女装文化専門誌」という見出しだけど、18禁じゃあないですか。まあ、三次アダルトな視点から扱ってるという点では「新感覚」かもしれないけど。しかし、三次の性倒錯カルチャーってのはどうしてもエロに向きすぎちゃう傾向にある気がするのは自分だけなんだろうか。
以下、駄文。見出しが「可愛くなければ男の子じゃない」ではないことに違和感があるのは、二次性倒錯カルチャーに毒されすぎなのでしょう。