知り合いの話、24年間彼氏なして…

知り合いに1人、24年間生きてきて彼氏すらできたことがないという女の人がいる。その人は、俺視点では美人クラス。スレンダーでファッションセンスもなかなか良く、オシャレなメガネをかけたバンド好きな文化系女子。性格が暗いというわけでもなく、気さくに話できるし、正直、かなり好みのタイプ。*1でも、24年生きてきて一度も男の人とつきあったことがないそうだ。
彼女曰く、ここまで来るとプライドが邪魔してなかなか男の人とは付き合えない、だそうだ。何度か好意を寄せられたことはあるそうなんだけれど、その人たちは全部「ダメ」だそうで。どこが「ダメ」だったかは、あまり仲良くないので突っ込んで尋ねられなかったけど、付き合いたいと思えない相手だったらしかたないんじゃないかとは、思いたい。
誰だっけ、「喫茶店で2時間持たない男とは付き合うな」とかいうこと言った人。蓋し名言、酒の勢いでモノ食べながら頼む飲み物の話しながら潰せちゃう席よりは、強制的に話をせざるをえない喫茶店で話が続かないなら、やっぱり「気が合う」とはいえないと思う。体の相性だけならセフレでいいじゃん。やっぱり、恋人関係というある種の契約をするなら、話が続いて価値観がある程度近くないとやっていけないと思う。彼女は、その契約に踏み込めない、というか契約条件に不満がある物件ばっかりで「喪女」を自称するに至ってるんだと推測する。
「喪女」を名乗ることで、釣れるのは

異性経験に乏しめな中でも「機会があれば自分も(できれば自分と趣味をわかちあえる)女の子と恋愛なんかしてみたい」と夢想している哀れな仔羊(憂鬱→シナトラ→ぶんぶん)

どもの中でも、さらに「自分でも『一度も彼氏ができたことがなくて寂しそうな○○さん』なら、好きだと言えば恋人関係になれるかも」とか夢想する、まあ俺のような輩ばっかりだってことですよ。分相応な恋愛をするべきとわきまえていても、そういう高いところから見下したような人って嫌じゃない。なんか、付き合ってやるよ的な。俺ももうそのネタを知ってしまっているので、好意を伝えても…、とは思う。勘違いしちゃう部分もあるんだけど。*2
嫌いならともかく、好きとか、この人と一緒にいられる、一緒にいたいという判断をするんなら、とりあえず喫茶店でコーヒーでも飲みながら話をすればいいと思うよ。デートしようよ!ってのは好意を伝えることに近い発言だけどさ、相手に恋人関係の契約書を渡す前に色々な物件の値踏みをするのは悪いことじゃないはず。漫画喫茶のペアシートで、ソファに座りながら小声でトークってのもテンションに流されずにいいかも。*3
「もっと話をしてみたい」とか「仲良くすれば楽しそう」とか、そういう言葉でいいと思う。「好き」とか「付き合ってくれ」という言葉より、もっと敷居の低い言葉だと思う。非モテを脱出するために頑張らなくたっていい。頑張らないで、もっと気軽に異性と逢引できる、気楽さみたいなものを持とうよ。

*1:ただ一点、俺が死ねと言われても突っ込むべきところが「貧乳」であることだ。でも貧乳の子にミスチルのOverとか歌われると萌える

*2:例えば、2−2の飲み会で2次会終了後翌日バイトの彼女、でも俺が残ろうかなと言うと「私も」と朝まで。もう一方の男のためとは、、、そんなこと思ったら負けですよ。たぶん「もう一方」も同じこと考えてるだろうけれど。暗躍されてそう・・・

*3:ああ、こないだの3次会はカラオケじゃなくて漫画喫茶行けばよかったんかな。落ち着いて話したかったのに。あと、2次会までに話題になってた漫画の話もしやすいし