常日ごろ、道行くお姉さんたちに「結婚してください」と心の中でつぶやく

きれいなお姉さんは好きですかと問われれば、ノータイムで「Yes」と答える。きれいなお子様じゃダメ。街でみつけたら、ついでに「一生愛するから結婚してくれないかな」と心の中でつぶやいたりする。
目の前にタネを♪ - そのへんのヤリ○ンより、彼女居ない暦=年齢で「彼女欲しいよぉ！！」って叫んでるやつの方が下劣

この種の人間は自分の存在を認めてくれる相手が欲しいだけだ。特に彼女居ない暦年齢君の場合。精神的ダッチワイフ。恋愛をするうちにそんな自己中な願望は薄れるのかもしれないが、彼女居ない暦年齢の非モテは、生身の女性のイメージが凄く貧弱。だから最初は「恋愛がどんなもんかわからないけど、とりあえず彼女ほしい」という思考になる。自分のイメージを不特定多数の女性に一方的に押し付ける。ひどくね？

「彼女欲しいよぉ！！」どころか「結婚したいよぉ！！」なわけだから、「ひどくね？」どころか「超ひどくね？」だ。「誰でもいいんじゃん、サイテー」という価値観は否定しない。でも、好きで好きでしかたなきゃ付き合ってくださいとか言っちゃいけないとか、デートに誘っちゃいけないというわけでもないわけで、「結婚」って大げさな単語使っているけど、楽しくお話をしてみたい、程度の願望を「誰でもいい」とか言われるのは心外だ。「守備範囲」とか「ストライクゾーン」って単語って、付き合える範囲だとか、セックスしてもいい範囲だとかそういうのを表す言葉なわけで、結婚できるかどうかを「ストライクゾーン」とはあまり言わない気がする。必ずしも結婚を意識して、前提で付き合わなきゃいけないわけないわけだし、ストライクゾーンの恋人がほしい！ってのは下劣でもなんでもなく、むしろ自然な考えに思うけどな。「誰でもいいから結婚したい」ってのは、普段自分がつぶやいている言葉とは反するけれど、それは「違う」と思う。いやいや、その瞬間は対象のお姉さんのことを全力で愛してるんだけれど。
精神的ダッチワイフを求めてもいいんじゃないのかねぇ。恋なんて言わばエゴとエコの天秤ばかりで打牌を決めろ、そう桜井章一が言っていたというのは嘘だけれど、自分の心を満たしてくれる相手がほしいってのは、やっぱりこれも自然な考えだと思うし、満たされないから「彼女ほしい！」という思いが強まるんじゃないかな。恋に恋する、というか。確かに、どうしようもなく特定の誰かが好きなのに「彼女ほしい！！」というのはその人に対する裏切りなんじゃないかというのはあるけれど、特に誰かが好き！ってわけじゃないなら、恋人欲しいってのは問題ないはず。
いいじゃん、品性下劣と思われても。他人の評価の前に、自分が自分をどう評価するかだってば。節操がないのと、誰でもいいのとでは違う。付き合ってダメなら別れる、付き合ってみないとわからないことだって多いんだから。精神的ダッチワイフを求めて何が悪い！恋愛とはお互いが好き合って好き合って、互いなしじゃ生きられないくらいじゃないとダメなんてルールはない。だから叫ぼうじゃないか。「彼女（彼氏）欲しい！！」って、海に向かって。