とりあえず「ゆびさきミルクティー」7巻くらいはみんな買おうな
- 作者: 宮野ともちか
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: コミック
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
自分の女装が、自身の理想を追いすぎたために魅力的な女に見えすぎるというのは、よくあることなんだろうか。肉体を削り作り上げた彫刻であることもそうだけれど、どんな他人より忠実に動作する操り人形であり、着せ替え人形でもある。鏡の中の操り人形と、現実の人間はまた違う、他人を受け入れるってものすごく難しいことだと思うけど。水面は自分に満足ができずに由紀を求め、由紀は自分に満足しているが、手が届かないために水面を求めた、ユキの代わりとして。ひだりは由紀の操り人形ではなくなり、水面は由紀の操り人形となっていっている。ちょっとトランス関連から離れつつあるけれど、まだまだ目が離せない展開ね。
黒川水面って東城綾とキャラかぶりすぎ、なんて思ってるのはコレは散々既出かな。初めて自分を受け入れてくれた男子に夢中なメガネ成績優秀黒髪美少女、と。